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リフォームしてから売るべき?そのままで売るべき?不動産売却の最適な判断とは

不動産売却

1. はじめに

自宅を売却するとき、「リフォームしてから売るべきか?」「そのままで売るべきか?」と悩む方は多いでしょう。
「リフォームすれば高く売れるのでは?」と思う一方で、リフォーム費用が売却価格に見合うのか が重要なポイントです。

本記事では、「リフォームしてから売るべき場合」と「そのままで売るべき場合」 の判断基準を詳しく解説します。
不動産を売る際の戦略として、どちらが最適なのかをしっかり見極めましょう!


2. リフォームして売る vs. そのまま売る:それぞれのメリット・デメリット

まず、リフォームして売る場合と、そのまま売る場合のメリット・デメリット を比較してみましょう。

① リフォームしてから売る場合

✅ メリット

  • 見た目が良くなるため 早く売れる可能性が高い
  • 売却価格を上げられる可能性 がある
  • 購入希望者が リフォームの手間を省ける ため、購買意欲が上がる

❌ デメリット

  • リフォーム費用がかかる(回収できるとは限らない)
  • 時間がかかる(リフォームに数ヶ月かかる場合も)
  • 買主の好みに合わないリフォーム だと逆効果

② そのままで売る場合

✅ メリット

  • 売却までの時間が短縮 できる(すぐに売却活動を開始できる)
  • リフォーム費用が不要 なので利益を確保しやすい
  • 買主が自由にリフォームできる(購入後に好みに合わせてリフォーム)

❌ デメリット

  • 見た目が悪いと 内覧時の印象が悪く、売れにくい
  • 売却価格が低くなる可能性 がある

3. どんな場合に「リフォームしてから売る」のが正解?

次のような場合は リフォームしてから売った方が有利 です。

① 明らかに「古さ」が目立つ場合

築年数が 20年以上 で、壁紙や床がボロボロ、キッチンや浴室が老朽化している場合、買主の第一印象が悪くなる ため、リフォームする価値があります。

▶ リフォームするべきポイント

  • 壁紙の張り替え(費用:50万円~)
  • 床の張り替え(フローリングなら80万円~)
  • キッチン・浴室のリフォーム(部分リフォームで100万円~)

ポイント:フルリフォームではなく、最低限の改修がコスパ◎!

② 立地は良いが、見た目が悪く売れ残る可能性が高い場合

駅近や人気エリアにある物件でも、築年数が経過していると「売りたい価格で売れない」ことがあります。
リフォームで見た目を整えれば、適正価格での売却が期待できます。

▶ リフォーム例

  • 外壁の塗装(120万円~) → 見た目の印象が大幅UP!
  • 古い設備の交換(給湯器・エアコンなど)

ポイント:設備交換は、コストと効果を見極めることが重要!

③ 買主ターゲットが「新築志向」の場合

新築やリフォーム済みの物件を好む層(特に ファミリー層 )が多いエリアでは、
リフォームすることで競争力が増し、早期売却が期待できます。

▶ リフォームの優先度

  1. 水回り(キッチン・トイレ・浴室) → 使用感が目立ちやすい
  2. 壁紙・床 → 見た目の第一印象を左右する

4. どんな場合に「そのままで売る」のが正解?

次のような場合は そのまま売った方がメリットが大きい です。

① 立地が良く、現状のままでも売れる可能性が高い場合

駅近や人気エリアの物件は、「リフォームせずとも売れる」 ことが多いです。
特に リノベーション向きの物件 なら、買主が自分好みにリフォームしたいと考えるため、そのまま売った方が早く売れます。

ポイント:まずは「簡易リフォーム」でコストを抑えつつ、高く売る工夫を!

  • ハウスクリーニング(約12万円)
  • 室内の片付け・整理整頓(余計な家具は撤去)

② リフォーム費用が回収できない場合

リフォームに 250万円かけても売却価格が300万円しか上がらない 場合、
利益がほとんど出ないため、そのまま売る方が合理的 です。

▶ 売却前にやるべきこと

  • 不動産業者に「リフォーム前の査定」と「リフォーム後の査定」を依頼する
  • 売却相場をリサーチし、費用対効果を計算する

5. 「簡易リフォーム」で費用を抑えつつ高く売る方法

「大規模リフォームは不要だけど、少しでも高く売りたい!」という場合は、
低コストで効果的な「簡易リフォーム」 を検討しましょう。

✅ おすすめの簡易リフォーム

  • 壁紙の張り替え(40万円程度) → 汚れや黄ばみを解消し、清潔感UP
  • 床の補修(10万円~) → フローリングの傷やへこみを修繕
  • 水回りのクリーニング(10万円~) → 浴室・キッチンの水アカ除去で印象UP

 費用を抑えつつ「第一印象」を良くすることが大事!


6. まとめ:結局どっちが正解?判断基準はコレ!

「リフォームして売るべき」ケース
✔ 古さが目立ち、売却価格が大幅に下がりそう
✔ 立地は良いが、リフォームしないと売れ残る可能性がある
✔ 「新築志向」の買主が多いエリア

「そのまま売るべき」ケース
✔ 立地が良く、現状のままでも売れる可能性が高い
✔ リフォーム費用が売却価格に見合わない
✔ リノベーションを前提とした買主が多いエリア

 まずは有限会社共栄住宅に査定を依頼し、「リフォーム前」と「リフォーム後」の価格を比較することが重要!


売却の戦略をしっかり考えて、最適な方法で売却を成功させましょう! 



岐阜県を中心にお隣の名古屋でも不動産売却・購入なら共栄住宅にお任せください!


どんな物件でもご相談ください!!



この記事の執筆者

このブログの担当者 高橋

♢不動産キャリア:22年

♢保有資格:宅地建物取引士

♢お客様にとって最適な物件を提案し、安心して取引ができるよう、常に信頼と誠実を大切にしたサービスを提供しています。

岐阜県全域・愛知県尾張地区で不動産情報の提供や売却・相続のご相談も承っています。ご希望の方には、おすすめの物件をご紹介いたします。

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